「急に病が見つかってしまい、仕事を休んで入院しなければいけなくなった…」
「冠婚葬祭で急にお金が必要になってしまった…」
などのお金で困った時に、借金をする人は日常でのクレジットカードのショッピングも含めると日本人の1/3以上という一定数の割合でいることが統計で出ています。（金融庁 貸金業者関係統計資料調べ）
因みに消費者金融や銀行のカードローンなどで現金で借り入れているという方は、20人に1人の割合でその借り入れ金額は一人あたり平均47万円だそうです。
50万円以上の借り入れの場合は、法律上の取り決めで必要書類が増えたり、手続きが増えたり、利息が増えたりと大変なことを考えると、この平均47万円というギリギリの数字はかなりリアルな数字ですね…
現在の不況の中でお金を借りることはもはや珍しいことでも恥ずかしいことでもないでしょう。
しかしクレジットカードでのショッピングならまだしも、現金を直接借りる消費者金融は気が引ける…という方も多いはずです。
ここではそんなお金に悩める人に対して、目安として世代別に分けたそれぞれのカテゴリーで行事や病気、教育費などにたいしての適切なお金を借りる方法とポイントを説明していきます。
詳細を別記事にて紹介していますので、気になった方はそちらもご参照ください。
公的な支援を受けることが前提でも、融資までは比較的早い緊急小口資金という公的制度で1-2週間ほどかかってしまいます。
そんな時にプロミスやアコムを利用することで、初回なら最大30日間の無利息サービスがあるので、早急に対応可能なつなぎ融資として利用可能です。
また、SMBCモビットであれば、WEB完結契約で電話確認なし、郵送物なしを明言しているので借り入れをバレたくないという方におすすめします。
またその中でもお金を借りたい理由は人それぞれで多種多様な理由があると思いますが、中には本当の理由は伝えづらい…なんてものも当然あるでしょう。
「理由は言えるけど、適当な言葉が思いつかない…」
「嘘をつくのは心苦しいが、背に腹は変えられない…！」
そんな時にはコチラも参考にしていただければと思います。
目次
10代でお金を借りる理由-まとまったお金を稼げない時期の資金調達方法-
高校生以上になるとアルバイトで収入を得られるようになりますが、高校や大学が終わってから働ける時間なんて良くて5時間ほど。
しかも部活や遊びたい盛りな年頃でもあるので、バイトも入れて週に3~4日ほどでしょう。
そんな中でもゲーム機やコスメ、ファッション、果ては数十万円の楽器やアクセサリー、パソコンなど高額な物が欲しくなったり、免許を取ってバイクを買うお金が必要だったり、脱毛費用を割引される一括で支払う必要があったり金銭が必要な欲は湧くものです。
そのような場合に親から援助をしてもらえる場合は問題ないですが、その手立てがない場合は他にお金を借りる方法はあるのでしょうか？
結論から言うと、高校生の場合は奨学金制度によりお金を借りることが出来ます…が、あくまで教育費の名目のため適切な目的が必要です。
教育費の中には海外留学なども含まれるのでそういった勉学のためなら借り入れも可能です。
一般的には16歳以上であれば、未成年であっても保護者が保証人になることでローンを組むことも可能です。
これで今まで憧れでしかなかった10万円以上する高額のギターやバイク、自分のパソコンを手に入れることもできるようになりますね。
バイトをしながら毎月1～2万程度返済していくというパターンが多いでしょうか。
さらに18歳以上になれば、学生専用クレジットカードや学生ローンという一般に言われる消費者金融での借り入れも可能となります。
とはいえ、まだ未成年のうちはこちらも保護者の同意が必要かつ、借り入れられる金額も最大でも50万円ほどでそんなには多くないので要注意です。
20代でお金を借りる理由-社会人成り立ての物欲ラッシュに備えよう-
20代になると高校や大学を卒業し、働き始めて貯金がある程度貯まってきた人は自立をして、なにかと縛られがちな実家住まいにはない、開放的な一人暮らしを始めてる人もいるでしょう。
長年続く景気の低迷により手取りの給料は15年で1割近く下がっているなか、一人暮らしをしていくこともなかなかに困難です。
しかも国から強いられる負担も所得税、住民税、保険料と年々負担増の一途。
そんな中でも20代だと抑えられないのが物欲です。
学校を卒業して社会の一員になり働き始めると、以前の学校で授業していた時間がそのまま就業時間となり働き続けるため、ご褒美が欲しいところですね。
しかし、それに甘んじて欲のままに生活水準を上げてしまうと、毎月の生活費が貯金に回せず枯渇してしまい、一人暮らしへの道も遠ざかるばかり。
家賃を収入の3割に抑えるのは基本で、そこから自身で収支をしっかり把握して、そこから物欲の管理をしながら「浪費」と「必要経費」の見極めを行えるように、日頃から無駄使いを無くす意識を持つことが大事ですね。
そして成人になると親の車を借りて運転してたという人も自分の車を持つという選択肢が出てくるでしょう。
成人になると保護者の同意がなくなりローンが組めるようになります。
しかも車を購入する場合、マイカーローンというカードローンと比較した際に低金利なローンが組めるようになります。
金利は消費者金融なら平均して18.0％、銀行カードローンなら14.5％という最大金利に対し、銀行のマイカーローンの場合は最大金利でも3.0％と非常に低金利で車を購入することも可能です。
銀行マイカーローンはその分、審査が厳しくなるため、審査に自身が無い方はディーラーローンというローンも最大金利で平均6.0％と銀行マイカーローンに劣りますが、ある程度低めで設定されているのでこちらを選ぶのも良いでしょう。
そして車を購入すると更に車両代だけではなく、駐車場代や保険料などもかかりますが、何といっても高額なのが車検費用でしょう。
車検は新車に限り3年後（中古車の場合は2年後）で、そこからは毎年2年毎に5万円~10万円以上の費用がかかります。
こうした費用もマイカーローンで工面することができる場合もありますので、利用する際は一緒に調べておくことをおすすめします。
30代でお金を借りる理由-結婚からのイベントラッシュに備えよう-
以前は20代後半くらいで初婚を迎えているのが普通という状況でしたが、最近では事情が変わってきています。
先進国では年々晩婚化が進んでおり、日本でも初婚は2015年時点で男性が31.1歳、女性が29.4歳と平均して30歳を超えています。
このままだと2020年には平均した初婚年齢は男性が31.6歳、女性が30.0歳に達する見込みだそうです。（厚生労働省「平成28年 人口動態統計調べ」）
晩婚化の理由としては低所得化も一因にあります。
しかし、所得が低いからと結婚式を諦める前にブライダルローンというローン商品を検討してみるといいでしょう。
平均金利は借り入れ業者によっても変わりますが6.0~8.0％ほどで借り入れでき、金額も最大300~800万円ほどとなっています。
結婚した後に一般的な流れでいうと、出産というイベントもあります。
しかし夫婦共働きでないと、生活が苦しいという状況も珍しくない昨今です。
そういう場合に妊婦さんが働けなくなってしまっても、国・自治体から貰える助成金制度が用意されています。
- 出産育児一時金
- 本人が健康保険に加入していること（または配偶者の扶養でも可）
- 妊娠85日（4か月）以上で出産すること
- 出産手当金
一般的に妊婦健診にお産は保険の適用外となります。
（帝王切開などの一部の施術をした場合に関しては保険適用があります）
しかし、下記の条件を満たすことで1律42万円が支給されます。
出産を理由に会社を休職した際に妊娠が分かった翌日から出産の翌日以降56日までを対象に、出産手当金を請求することができます。
支給される金額＝（直近12カ月間の各月の標準報酬月額を平均した金額）÷30（日）×2/3
となっており、勤務先の健康保険に加入している、産休中の給料を支給されていないことなどの一定の条件があります。
40代でお金を借りる理由-子供の教育費ラッシュに備えよう-
大学までにかかる教育費は子ども一人につき1000万円と言われており、私立を利用して大学まで（理系）行くとなんとその2倍以上の2460万円かかります。
出産してから15歳までの間、支給される児童手当を15年間コツコツ貯めていくことで200万円くらいは貯まるものの、それでは全くもって足りませんよね。
その場合は日本政策金融公庫という国の機関が融資を行う、教育一般貸付の利用を考えましょう。
融資限度額は子ども一人当たり350万円まで（海外留学資金の場合は450万円以内）となっており、固定金利1.78％という非常に低金利で借り入れることができます。
50代でお金を借りる理由-急なリストラ、もしもの失業に備えよう-
40代、50代になると長引く不況のせいで、突然仕事を失ってしまう人が出てきてしまいます。
そんな時が急にやってきたとしても、今までの積立ててきた保険を担保にしたり、弱者を救う社会制度により乗り切ることもできます。
こういった制度は、いかに自分であらかじめ知識を持っておくかが重要です。
まずは定期預金を積み立てている方なら、定期預金担保貸付がお金を借りる方法として利用しやすいのではないでしょう。
普通預金の残高以上を引き落とした際に自動的に不足分が融資される仕組みで、融資額は定期預金残高の90％まで、金利はだいたいの金融機関で定期預金金利の+0.5％と昨今の定期預金の低金利化（0.1％前後）にともない、非常に低金利で借り入れることができます。
また生命保険を契約している方なら、解約返戻金を担保にお金を借りることもできます。
この制度は契約者貸付制度という名前で、終身保険や養老保険などの解約返戻金がある保険に限られますが、一般的に返戻金の70~90％の範囲内で借り入れができます。
利率は1~2％程ですが、昔の利率が高い時期に契約した保険の場合だと利率5％以上もありえますので、借り入れる前に利率の確認をしておきましょう。
失業をした場合、ハローワークで職業訓練を申し込むことができます。
この制度は無料でスキルアップを狙えるほか、月に10万円の職業訓練給付金を受け取ることが可能です、
失業保険を受け取っていないことが条件ですが返還する必要のないこの給付金は、是非覚えておきたい制度と言えるでしょう。
しかし、毎月10万円では生活が困難な人がほとんどの筈です。
そういった方には、求職者支援資金融資制度という労金から借り入れができる公的融資制度があります。
独身の場合は月5万円まで、同居家族や配偶者がいる場合には月10万円までが最大10ヶ月の間、年利3.0％で借り入れることが可能です。
また厚生労働省が管轄している貸付している制度の一つに、一時生活再建費というものがあります。
- 就職や転職の際の支度費用
- 生活を立て直しするための転居費用
- 現住居に住み続けるために必要な更新料
- 公共料金の滞納料金の立替え費用
- 債務整理に必要な手続き費用
上記を日常生活で補うことが困難な状況になった時に、生活を再建するために借り入れられる制度で、限度額は最大で60万円ほど。
金利は連帯保証人なしの場合は年利1.5％で、連帯保証人をたてた場合は無利子で借り入れることができます。
60代でお金を借りる理由-年金生活でもお金を借りることはできる-
65歳を過ぎて定年を迎え年金生活になると、お金を借りることは益々難しくなります。
一般的な金融業者では69歳をボーダーラインとしていますが、収入が年金だけでは借り入れできないところがほとんどです。
しかし突然体調を崩した際の医療費や、時間が有り余ってしまいパチンコなどの浪費がかさむ趣味に没頭して浪費してしまうこともあるでしょう。
そういった場合には医療費や介護・福祉、冠婚葬祭や生活資金に用途が限定されますが、年金担保貸付を利用することにより低金利で借り入れることが可能です。
借り入れ融資可能額は10万から200万円までです（生活必需品の購入の際は10万円から80万円に減額されます。）。
金利は年金担保融資で2.1％、労災年金担保融資で1.4％となっています。
長い人生いつ発生してもおかしくない突発イベントの対処方法
今までは年代別でお金を借りる理由と方法を書いてきましたが、ここからはどの世代でも起こり得ることを書いていきます。
まずは新社会人になった際や、結婚して同居を始める時などに発生する引っ越しについてです。
一般的に引っ越しにかかる費用は最低でも30万円ほどと言われています。
普段から貯金を貯めている人なら何とかなる金額でもありますが、急に決まってしまった場合は別途お金を何処からか借りる手立てが必要です。
そういった急な事態の借り入れを希望する場合に、消費者金融という選択肢が出てきます。
金利は最大金利が18.0％と低くはないですが、30日間は無金利で借り入れできるサービスがあったり、即日融資で急な事態にも即対応できます。
また50万円なら収入証明書も不要で借り入れも可能なので、日常的に正社員として働いている方であれば審査も問題はないでしょう。
そしてこちらは突発というよりはウッカリしていて忘れがちなのが、賃貸住宅の更新料ではないでしょうか。
家賃の不払いとは違って、法律で定められたものではないので強制的に部屋の退去はされないですが、催促は当然されるでしょうしそんな環境で住み続けるのも嫌ですよね。
こちらも消費者金融に頼るという手もありますが、前述した一時生活再建費でも場合によっては借り入れ可能です。
借り入れの手続きは国の管轄なので複雑ですが、低金利で借り入れを目指した場合はこういう選択肢もあります。
こんな理由はNG-借りるハメにならないよう自分の生活を見直そう-
お金を借りる理由と方法について説明してきましたが、こんな理由での借り入れはNGの筆頭格がなんといってもパチンコや競馬によるギャンブルでしょう。
ギャンブルを理由とした借り入れは、いくら高金利の消費者金融といえど審査に通ることは難しいでしょう。
「借りたお金で大勝すれば返済も問題ない」
ギャンブル中毒になってしまった人が考えがちなことですが、ギャンブル中毒はれっきとした病気で治療が必要です。
借金苦で取り返しのつかないことになる前に、生活の見直し、まずはカウンセリングなどをおすすめします。
また、最近ではFXで借金苦に陥る人も続出しています。
比較的簡単に証拠金を掲示することで、証拠金の25倍にもおよぶ金額で取り引きを行える（レバレッジ）ことから没頭する人が増えておりますが、だいたいは元から大金を持っている人が市場を操作して、養分になっていく人ばかりなのが現状です。
FXでの借金の場合も、ギャンブルと判断され最後の砦である自己破産すらできない場合もあるので、FXを利用するとしても借り入れやレバレッジに頼らず自分の貯金内で利用しましょう。
まとめ
お金を借りる理由と方法についてを年代別に説明してきましたが、成人を迎えた人であれば利用できる制度はほかにも多数あります。
消費者金融や銀行カードローンなどのカードローンは申し込み方法が比較的簡単ですが、金利は国の制度を利用したものに比べると高金利です。
国の制度を利用した融資は申し込みの必要書類が多かったり、手続きに遠方まで出向いたり、融資までに時間がかかったりすることは多いですが、金利面では民間と比べると圧倒的に低金利で借り入れができます。
後々の返済まで考え、計画的に行動をすることが大事ですね。
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