産休中でお金がピンチ!
旦那の稼ぎだけじゃ足りない、赤ちゃんを迎える為の資金はどうすればいいのか。
あなたは産休期間のお金のやりくり、どんな工夫で乗り切りますか?
今回は産休時に利用可能な国や自治体による助成金から、自宅で稼げる在宅ワークなどを紹介します。
公的な支援を受けることが前提でも、融資までは比較的早い緊急小口資金という公的制度で1-2週間ほどかかってしまいます。
そんな時にプロミスやアコムを利用することで、初回なら最大30日間の無利息サービスがあるので、早急に対応可能なつなぎ融資として利用可能です。
また、SMBCモビットであれば、WEB完結契約で電話確認なし、郵送物なしを明言しているので借り入れをバレたくないという方におすすめします。
目次
何かと物入りなんです!出産に必要な経費ってこんなにかかる!?
待望の赤ちゃんを身ごもっても、これから必要になる経費に頭がクラリ……
あれっ、子どもを産む前にこんなにお金がかかるものなの?ということで、まずは出産までにかかる経費を概算してみました。
産休から出産までの最低費用は50万じゃ収まらない!
お腹に赤子を宿しながら、新しい命を迎える準備に忙しく動き回るママとパパ。
おめでたい人生のイベントではあるけれど、産休中がゆえに働けないもどかしさ。
子どもを迎える為には、ベビーベッドに子供服、そして入院費用など考えたら切りがない出費の連続に驚きお金を借りることも頭をよぎるでしょう。
それではそれぞれの出費についてまとめてみましょう。
出産費用
公立、私立、どこの病院に入院しお産をするかにもよりますが、全国平均で約40万から50万円程度の医療費が必要になります。
また無痛分娩や帝王切開、自宅分娩の場合は、自然分娩と比べても更に高額になる点も忘れてはなりません。
個人差が大きい出産費用ですが、病院によって支払う金額が大きく異なるところもあるので、自身の経済状況をよく理解した上での病院選びが大切になってきます。
子ども服やベッドなどのベビーグッズ
家族や知り合いのおさがりで全てのベビーグッズを揃えれば、その出費は最低限に抑えることも可能です。
しかし新米ママさんは、これから生まれ来る最愛の我が子のためにと、あれやこれやとベビーグッズを吟味しながら購入してしまう方も少なくありません。
全てのベビーグッズを新たに購入することを考えると、双方の両親のプレゼントを除いても、最低5万から10万円程度の出費は最低限必要になってきます。
健やかな子どもを迎えるのに必須なマタニティーグッズ
意外に費用がかさむのが、ママの為に必要なケア用品です。
愛する我が子への栄養を考えてのサプリ購入やマタニティーウェア、はたまた妊娠線を予防するクリームなど、産休ライフを支えるマタニティーグッズは数えたら切りがありません。
どこまでマタニティーライフをエンジョイするかにもよりますが、最低でも5万円は見繕う必要があるでしょう。
大きく分けてこの3つが出産までに必要になってくる費用といえますが、これ以外にも出産祝いのお祝い返しに日々の生活費など……
産休中はバリバリと外で働ける状況ではないので、配偶者の収入だけではお金が足らない!という最悪の事態に陥るママさんも決して少なくはないのです。
さてあなたは、日々大きくなるお腹を抱え、これらの出産費用に毎日の生活費をやりくり出来る自信はありますか?
産休中のピンチの乗り切り方!国・自治体から貰える助成金まとめ
産休期間で旦那の収入しか当てに出来ない!
そんな時こそ、国からの助成金に頼るべし。
ここでは産休中でも貰える助成金に支援金を、まとめてご紹介したいと思います。
出産育児一時金
妊婦健診にお産は、一般的に保険の適応外なんです!
(帝王切開など一部の施術に関しては保険が適応されます)
その為、出産でも自己負担は30%でいいんでしょう?なんて勘違いをしていたら、大変な目に合うはず。
しかし出産育児一時金と呼ばれる助成金を利用することで、一律42万円が支給されるので、その負担は軽減可能です。
出産育児一時金の利用条件としては、
- 本人が健康保険に加入していること(または配偶者の扶養でも可)
- 妊娠85日(4か月)以上で出産すること
となっています。
産休中の女性なら、本人が加入している健康保険に申請することになりますが、勤務先の健康保険によっては、42万円プラス数万円の給付金を受け取れる場合もあるので、事前チェックは欠かせません。
また注意点としては出産する病院が産科医療保障制度に加入していない、もしくは妊娠22週未満で出産した場合は、40.4万円が支給されます。
なお出産育児一時金の受け取り方法としては、健康保険側から直接病院に支払われる直接支払い制度、または産後2週から2か月程度で指定の口座に振り込まれる受取代理制度のどちらかを選択することが可能です。
この助成金を利用すれば、まとまった金額の出産費用の金策に奔走する必要もなく、安心してお産を迎えられそうですね。
なおクレジットカードでの支払いが可能な病院では、一旦カード決済を済ませた後に、受取代理制度を利用することで、まとまったポイントを貯めることも実質可能と言えます。
出産手当金
名前そのままですが、出産を理由に会社を休んでいた際に利用可能な手当金のことですね。
妊娠が分かった翌日から、出産の翌日以降56日までを対象に、出産手当金を請求可能です(なお予定日よりも遅く生まれた場合、早く生まれた場合よりも、出産手当金が多く貰える点も付け加えておきましょう)。
出産手当金がいくら貰えるのか?という疑問については、「支給開始日以前12か月分の標準報酬の平均額÷30×2/3」で支給額の概算を算出出来ます。
気になる受給の条件については以下の通りです。
勤務先の健康保険に加入していること
つまり配偶者の扶養であったり、国民健康保険の場合は、受給対象外になってくるので注意しましょう。
産休中に給与を支給されていないこと
産休中にしっかりとお手当が支給されるような立派な会社にお勤めの方は、もはや出産手当金を貰う必要はありませんよね!
なお出産手当金は申請後に即日で受給出来るわけはなく、約2か月後に指定の銀行口座に一括で入金されます。
また既に出産していて、出産手当金の存在を知らなかった!という方も、産休を取ってから2年以内であれば申請が可能なことも忘れてはなりません。
出産費貸付制度
出産育児一時金が支給されるまでに、出産費用を請求されてしまったら……
一度に50万円近い医療費を用意することは、決して容易なことではありません。
そんな時に健康保険協会では、出産育児一時金が支給されるまでの期間のみ、金利ゼロで借入可能な貸付制度を用意しています。
ただし42万円分まるまるの貸付ではなく、その80%を1万円単位で借入可能です。
(約37万8000円程度)
対象者に関しては以下の通りになっています。
- 健康保険の被保険者または扶養者で、出産育児一時金の支給が見込まれている。
- 出産予定日まで1か月以内、または妊娠4か月以上で、病院への一時的な支払いが必要な場合。
お仕事がある女性で、全く医療費を用意できない方は少ないと思います。
しかしこれらの助成金を利用しても支払いが難しい場合は、自治体が指定した病院または産院で、無料でお産が可能な入院助産制度を利用することも可能です。
条件としては生活保護世帯、今年分の住民税が非課税、または前年度の所得税が一定額以下の場合に適応されます。
なお条件は各自治体によって若干異なるので、気になる方は地元の健康・福祉課に問い合わせをしてみましょう。
これらの助成金は産休中に申請もしくは受給が可能なものです。
産休から出産までの期間を超えて助成金を利用したい場合は、育児休業給付君や出産祝い金が利用可能なので、出産に一段落したら、それらの給付金に関しても検討してみましょう。
給付金、手当が貰えない!産休期間でもカードローンの利用は可能?
産休が意味することは、会社に籍は置いていても、実質給与は発生しないこと。
そして言わずもがな休職扱いになってしまうことです。
ここでは産休中にカードローンを利用することは出来るのか否かについて、考察してみたいと思います。
消費者金融での借入の可能性が未知数な理由
基本的に在籍確認が取れて、安定した収入があり、信用情報に問題がない場合は、消費者金融・銀行限らずカードローン審査突破の可能性は十分考えられます。
しかし産休期間の間は、在籍確認は取れても、実質的な給与は発生していない為、収入ゼロの専業主婦と同等に扱われてしまう可能性も捨てきれません。
ただし申込者のスペック、信用情報次第では、必ずしもアウトとは言い切れず、各消費者金融の審査担当者のさじ加減によっては、借入も出来なくはありません。
つまり在籍確認が取れて、信用情報も問題ない、そして控えめな希望限度額の場合は、小口融資のみですが、借入が可能な場合も報告されています。
どこの消費者金融が産休の扱いに慣れている、と言った区別はありませんし、産休に対する明確な基準がある訳でもないので、まずは気になる消費者金融に限度額低めで申し込んでみるのも手かもしれませんね。
配偶者貸付を利用する
大手消費者金融では実施していませんが、配偶者と申請者の収入を合算して年収の1/3まで借入が可能な「配偶者貸付」を利用することも一つの手段です。
この配偶者貸付は通常いくつかの中小規模の消費者金融や信販会社が、金融商品として採用しています。
この場合は申請者が産休中で収入がない場合でも借入が可能ですが、配偶者の同意書や双方の関係を証明する書類(住民票や戸籍謄本など)が必要になります。
配偶者貸付の場合は、提出書類が通常のカードローンよりも多くなるので、配偶者名義で通常のカードローンを申込んだ方が、手順としては早いことは言うまでもありません。
銀行での借入は果たして可能か?
銀行は消費者金融と違って総量規制の縛りがないですが、2018年以降、銀行での過剰貸付により破産者を多数出してしまったため、基本的に専業主婦に向けた融資商品はありません。
住信SBIネット銀行のように、明確に産休中のカードローン申し込みを不可としているところもあるので注意しましょう。
自治体による中小企業従業員向け融資制度を利用する
各地方自治体によって様々な融資制度を用意しています。
全ての都市で子育て・出産に特化した借入制度が用意されているわけではありませんが、東京都の場合は子育て介護支援融資「すくすく・ささえ」が利用可能です。
出産に関する医療費や保育園などのサービス料、教育関連への融資に限られますが、最高100万円の融資を金利1.5%で借入出来ます。
利用条件としては、
- 中小企業従業員である
(会社の業種により、資本金や従業員数の指定を満たす必要あり) - 妊娠中もしくは育児中
- 勤務先に6か月以上勤務し、同一住所に3か月以上居住している
(勤務先または住所が都内にある方) - 住民税を滞納していない
- 子育て費用が必要であり、返済能力がある場合
となっています。
母子手帳を提出することで、出産する前にも融資が可能なので、都内在住の方は検討してみてはいかがでしょうか?
産休期間で上手に自宅でお金を稼ぐ方法とは?
産休期間中に利用可能な助成金や融資を紹介してきましたが、まだまだ自宅で自由に動けるぞ!という方は、隙間時間に在宅ワークをしておこずかい稼ぎをするのもいいかもしれません。
クラウドソーシングで在宅ワーク
産休女性に特に人気なのが、クラウドワークスやランサーズといったクラウドソーシングを利用した在宅ワークです。
プログラミング、WEB制作、翻訳からライターまで、ありとあらゆる業種のお仕事がオンラインで受注可能!
自分の得意分野の案件をこなすのもよし!
はたまた全く未経験のライター業務で、あなたの思いを言霊にして伝えるのもよし!
働き方改革が絶賛進行中の波に乗り、産休期間を新しいキャリア育成の場にするのも素敵だと思いませんか?
おしゃべりが得意なら悩み事相談
聞き上手なあなたにおすすめな在宅ワーク、それがお悩み相談ダイヤルです。
巷には多くの無料相談ダイヤルというものがありますが、今回ご紹介するのは在宅で電話相談を受け付ける有料相談員のことを意味します。
DV、セクシュアリティー、お金の問題に恋話など、悩みは十人十色。
決して専門家、有資格者が救いの天使になりえるとは限りません。
クラウドソーシングと異なりまだまだ市場が小さいですが、ココロの闇に少しの明かりを灯せる慈愛に満ちたあなたなら、きっと収入にも大きく結びつくはずです。
因みに気になる給与は1分毎の分給制から、時給制まで様々ですが、人気のカウンセラーさんになると、副業とは思えない額の給与を叩き出す方も少なくありません。
自分の資格、得意分野に値段をつけてみよう
あなたの特技に自分で値段をつけてみる、そんな素敵なサイトcoconalaを利用して自宅で気軽に副業をしてみましょう。
似顔絵、メイク講座、動画作成に電話占い、はたまたお料理好きのあなたならレシピに値段をつけることも可能です。
まさかこんな特技がお金になるの?というような特技が売買されているので、自分を安売りするのではなく、経験値の分だけとことん強気な値段で、あなたの特技売ってみてはいかがでしょうか?
いらないものをフリマで現金化
フリマ、それは要らない日用品を断捨離の如く手放すこと。
元彼に貰った4℃のアクセサリーに、型崩れしたブランドバック……
探せば意外に転がっているそんなアイテムを探している人が、画面の向こうにスタンバイしています。
スマホ片手に簡単に売買が出来るのでお家の整理をしながら、小銭を稼げると老若男女問わず大人気!
既存の商品ならメルカリ、ラクマが鉄板!
手作りアイテムならばminneなど、売りたいアイテムごとにアプリを使い分けながら、産休断捨離ライフを楽しんでしまいましょう!
産休・育児休暇中でも貰える支援を活用しつつ、隙間時間を活用しながらお金を稼ごう!
身体が思うように動かない!
そんな産休中だからこそ、突然訪れるお金のピンチへの対応に困りがち。
しかし出産育児一時金や育児休業給付金など、産休期間中に利用できる助成金も少なくないので、条件に合う方はまずは申し込みを済ませましょう。
それでもお金が足りない方や、申込み条件に当てはまらない方は、自宅で隙間時間に出来るクラウドソーシングや、断拾離の一環でフリマ転売をするのもナイスアイデアです。
自分が出来ることをしながら、お金を稼ぐことも十分可能なので、安易に配偶者貸付やカードローンを考える前に、頭と手を使って動くことことから始めましょう。