独身だと自由になるお金があっていいよね、なんていわれることはありませんか?
既婚者から見ると、独身の人は好きなことに自由にお金を使えるイメージがあります。
「独身貴族」なんて言葉、最近は聞かない気もしますが、独身の人って既婚者と比べてやっぱりゆとりがあるのでしょうか?
コロナウイルス感染症による不況の影響により毎月の住宅ローン、賃貸家賃の支払いに困っているという方は、現在、住宅金融支援機構含む公的融資制度の利用要件が緩和されています。
自分が利用できる制度がないか公的融資制度をまとめた記事を用意していますので、一度確認してみることをおすすめします。
目次
独身者には金銭的なゆとりがあるなんてウソ!意外とかかる独身者の生活費
独身者は既婚者と比べて自由に使えるお金があるというイメージがありますよね。
でも実際のところはどうなのでしょうか?
15年間で手取りが1割近く減少している?
長期に渡る景気の低迷が大きく影響して、会社員の収入自体はここしばらくそれほど増えてはいません。
それなのに、
- 所得税
- 住民税
- 厚生年金保険料
- 健康保険料
これらすべてがアップしていることを知っていましたか?
そのため、給料をもらっている人の実質的な手取り収入はこの15年間ずっと下がり続けています。
例を挙げてみると、
- 700万円の人はこの15年で手取りが50万円減少している
- 500万円の人でも手取り収入は35万円減少している
- 収入が300万円未満の世帯が増えている
などなど…。昇給したのに使えるお金が増えてないのはそういうことだったのか、とおもわず納得した方も多いでしょう。
収入によってはこの15年間で1割以上も手取り収入が減っているケースもあるといいますから、独身だからといって決してゆとりがある状況だとはいえないことが分かります。
独身だと収入を増やす術がない!
一方、負債を抱える人の割合は増加しているといいます。
例えば、カードローンの貸付状況を見てみても、ここ5年間じりじりとその残高は増えてきています。
カードローン利用者の4割が「生活費の補填のため」にカードローンを利用していると回答していることからも、手取り収入の減少によって生活が苦しくなっている実態が浮き彫りになっているといえますね。
増えたのは税金や社会だけではなく、食料品など生活必需品も値上げが続いています。
食費や光熱費は、20年前と比較すると支出金額は減少、または横ばいの状態であるのにその負担の割合は増えているのです。
こんなとき、既婚者で共働きをしていれば収入は二人分、支出はシェアする形になりますから独身の人と比べて負担が小さく済みます。
また、妻が専業主婦ならパートなどで収入を増やすこともできますし、または支出を増やさないように家計の徹底管理に専念することもできます。
ところが独身、特に一人暮らしをしている場合だと、自分の収入だけですべてをまかなわなければなりませんし、収入を増やすことや支出の徹底管理も自分だけではそう簡単にできるものではありません。
独身者の生活にゆとりがあったというのは一昔前の話。
現在は独身者といっても金銭的に余裕がある人は少なくなっています。
独身者の生活費、どのくらいかかるものなの?
それでは実際、独身の人が生活していくのに一体どのくらいのお金がかかるのでしょうか?
総務省が5年に一度行っている「全国消費実態調査」をもとに、50歳未満の単身者の生活費を大まかに計算してみました。
一人暮らしの場合
50歳未満の単身世帯の平均支出はおよそ月に17万5,000円で、その内訳は以下のようになります。
- 食費…39,000円
- 住居費…37,000円
- 光熱・水道費…9,500円
- 家具・家事用品…4,300円
- 被服費…8,700円
- 保険・医療費…4,500円
- 交通・通信費…26,000円
- 教養・娯楽費…20,000円
- その他の支出…27,000円
平均的な生活をしようと思えば支出はこのくらいになりますが、病気になった場合や不意の出費など備えようと思えばこれだけでは足りないかもしれません。
さらに、前回調査と比べると40歳未満の若年層の可処分所得は減少していますが、高年層と比べて外食の支出が多く衣類をデパートで購入する割合が高くなっています。
見方によっては、若年層は収入がそれほど増えない割にはそれほど節約にも気を配ってはいない、ともとらえられるでしょう。
親と同居の場合
一方、親と同居の場合では一人暮らしの場合とお金の使い方はどう異なるのでしょうか?
「親と同居なら一人暮らしの独身の人より経済的にゆとりがあるのでは?」と思うかもしれませんが、親と同居をしている独身者は、
- 親と同居をすることで経済的にある程度のゆとりを持てている人
- そもそも、一人暮らしをするだけの経済力がないために親と同居をしている人
の二つのパターンに分かれますから、一概に一人暮らしの場合よりもゆとりがあるとはいえません。
また、親との同居は
- 経済的にゆとりができる
- 家事の負担が少なく済む
- 孤独にならず、安心して生活できる
などのメリットがありますが、経済的にも精神的にも自立しにくいとのが大きなデメリットとして挙げられます。
経済的に親に依存している部分が少なからずあるわけですから、社会人としての経済感覚や金銭感覚が身に付きにくいといえるでしょう。
実際、親と同居している独身者の7割以上は毎月決まった額を家に入れているといいますが、その金額は5万円以下という人がほとんどです。
また、実家暮らしの独身者は一人暮らしの独身者と比べて、少なくとも
- 住居費
- 食費
- 水道・光熱費
では出費を抑えられるわけですから経済的にゆとりはありそうですが、一人暮らしの独身者と比べて被服費や娯楽費などの支出が多いという結果も見られます。
さらに、実家暮らしの40歳以下の若年層の3割近くは毎月自由に使えるお金について「満足していない」と回答していることから、結局、一人暮らしをしていても、実家暮らしをしていても、「お金が足りない」と考えている人が多いことが分かります。
無駄な部分にお金をかけすぎていませんか?なかなか自覚できない無駄遣い!
収入がなかなか増えなくて生活にゆとりがないと、お金を借りることを考えてしまいがちですが、はじめからキャッシングなどに頼ろうとするのではなく、まずは無駄なことにお金をかけていないかチェックをして無駄があればそこを削るようにする努力が必要です。
無駄遣いはなかなか自覚できないものですが、ルールを作って買い物をすることで改善することができますよ。
節約するつもりが結局無駄遣いにつながってしまうケース
例えば、ネット通販の商品は一般で買うよりも安い場合が多く、一定の金額以上の買い物をすると送料が無料になるケースがほとんどです。
送料無料となる金額に到達するように、それほど必要でもない商品を購入したり、お金を使ったという実感がわきにくいクレジットカードで決済をしたりしていませんか?
また、セールやバーゲンが大好きという人は多いでしょう。
しかし、「今買っておいた方が得だから」と正当化し、それほど必要のないものを買ってしまったという経験をしたこと、きっとありますよね。
どちらも、節約しようという気持ちが逆に無駄遣いになってしまっているのですが、「安いから買う」のではなく、たとえその商品が定価で売られていたとしても果たして買おうと思えるか、そういった視点で買うかどうかを決めるべきでしょう。
これくらいなら…という気持ちが無駄遣いにつながってしまうケース
仕事の合間や帰り道にコンビニエンスストアに立ち寄る習慣がある人は要注意です。
- 缶コーヒー
- ペットボトル
- 雑誌類
- スナック菓子
などは日頃何気なく買ってしまいがちです。しかしたとえ100円や200円の買い物でも、1ヶ月毎日立ち寄ればそれだけで何千円もの出費になってしまうことに気づいてほしいものです。
100円ショップなども同様です。
確かに100円ショップの方が安く買える商品があるのも事実ですから、その商品だけを買うのは構わないのですが、その豊富な品揃えを見ると
- 「こんな商品もあるんだ」
- 「100円だし、1つくらい買ってもいいかな」
と手に取ってしまいがちです。
こちらは、「大した金額じゃないから買ってもいいかな」という典型的な無駄遣いのパターンだといえるでしょう。
このタイプの無駄遣いを抑えるには、気軽にコンビニや100円ショップに立ち寄らないことです。
缶コーヒーやペットボトル飲料の代わりに自宅でコーヒーやお茶を作って持参すれば外で買わなくても済みます。
コンビニエンスストアの商品は割高ですから、食品などはしっかり予算を組み、スーパーで購入するようにしましょう
また、100円ショップなどでは、購入する予定のなかった商品はその場では買わないと決めておくべきです。
こうして「衝動的にお金を使わない」習慣が身につくと、水道・光熱費や娯楽費といった買い物以外の場面でも慎重に考えて支出ができるようになってくるものです。
ですから、お金が足りない!借りるしかない!と安易に他からお金を借りることを考える前に、もう一度自分がどのようにお金を使っているかの見直しと改善を優先してください。
どうしても!という場合にはお金を借りるという選択肢も…
ただ、給料日が来るまでの何日かだけどうしてもお金が足りない、ということも時にはあるでしょう。
今月は出費が多くて使いすぎてしまったから足りない、だけど近いうちにお金が入る予定があるという場合なら、計画的にお金を短期間だけ借りるという方法もあります。
例えば消費者金融なら簡単な手続きでスピーディにお金が借りられます。
大手消費者金融では、初めての利用者に30日程度の無利息期間のサービスを行っているケースが多いので、そうした制度を上手に利用して一時的にお金を借りてみてもいいかもしれません。
ただし、それは無駄遣いをなくしてから考えるべきことであること、そして、仮に消費者金融を利用するようなことがあっても決して借り入れを習慣にしてしまわないことが重要です。
また、生活が苦しいのにその補填のためにお金を借りるのはタブーです。
経済的に窮した状態のまま借金をしてしまうと利息負担が家計を圧迫し、ますます苦しい状況に陥ってしまうからです。
ですから、生活するお金に困っているにはお金を借りるべきではありません。
本当に生活資金に困っているのであれば、無駄な支出がないかを徹底的に見直したうえで、公的機関に支援を受けられないか相談することをおすすめします。
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