仕事も家事も効率化を図り、時間を賢く節約しましょう―――
そんな考えが広まってきた昨今ですが、もし貴方が借入を複数抱えているのなら、借入も「効率化」させて自身の時間を増やし、面倒を軽くできる可能性があります。
それが、「おまとめローン」に複数の借入を一本化してしまう方法です。
金利や返済日、返済方法も異なるローンをひとまとめにするのが、おまとめローンです。
収支管理をしやすくなるだけでなく、利息や返済期間によっては返済総額を減らせる可能性があるのもメリットです。
新型コロナウイルス感染症によって収入減などの影響を受けた方はもちろん、今後のために少しでも返済額を減らしたいと考えている複数社から借入している方は、ぜひ一度検討してみてください。
テレワーク(在宅勤務)が増えていることから、現在プロミスでは収入証明書(給与明細でもOK)や社会保険証を在籍確認の代わりに使用することなど寛容になっています。
気になる方は事前に問い合わせをして確認することをおすすめします。
もちろん申し込んで審査を通過する必要はありますが、複数の借入を同時に進めることにわずらわしさや、やりにくさを感じているのなら検討してみる価値はあります。
ちなみにこのおまとめローンは、総量規制の例外事項となる「利用者に一方的に有利な貸付」に値するので、消費者金融各社でも取扱いがあります。
ただ、おまとめローンとフリーローンとでは違う利用条件とされていることが通常ですので、どこそこの消費者金融でローンを申し込んだことがあるからなどと簡単に考えて申し込むのではなく、きちんと各社それぞれのおまとめローンについて知ってから行動を起こすことが大切です。
そこで、ここからは消費者金融のなかでもプロミスのおまとめローンを例に挙げ、どういった商品なのか、どう申し込めばよいのかをレクチャーしていきますので、ぜひご参考にしてみてください。
プロミスの詳細が知りたい方はこちら
⇒プロミスでお金を借りる方法【審査から借入れ、返済までの流れ】
目次
プロミスのおまとめローンってどんな商品?徹底解説します!
まずは申し込み前に申込の条件をチェック!
まずはどんなローンでも最初の大事な第一歩は、諸条件をキッチリと確認することです。
利用可能年齢:満20歳以上65歳以下まで
利用可能金額:300万円まで
金利:年6.3%~17.8%
返済日:5日・15日・25日・末日から任意で設定
借入期間:最大10年間まで可能
※各条件、一部不可や例外のケースがあるので下記記事をご参照ください。
プロミスのおまとめローンの利用可能年齢は、満20歳以上65歳以下まで。
そして自身に安定した収入があることを必須条件にしています。
このため、パートやアルバイトの方でも申込は可能ですが、専業主婦や収入のない学生などでは契約することができません。
利用可能金額は、300万円までです。
まとめたい返済残額が300万円までであれば、すべてをまとめられる可能性があります。
これより上回る場合には、一部の借入のみをまとめることになり、どの借入をまとめるかは自分自身で選択が可能です。
金利は年6.3%~17.8%までと設定されており、利用する金額によって変動しますが、おまとめローンが「利用者に有利である」ことが前提条件であるため、現在契約しているローンよりも低い金利の設定になります。
これはつまり、プロミスが設定可能な金利より低い金利のローンがある場合、このローンを含めてまとめられません。
返済日は通常、5日・15日・25日・末日から任意で設定できます。
ただし、三井住友銀行またはPayPay銀行(旧ジャパンネット銀行)以外の口座からの振替での返済の場合には5日に限定されます。
借入期間は最大10年間まで可能です。
ただ低い金額であまり長く返済をつづけると、利息の支払期間が延びて支払総額が増加するといったデメリットがありますから、長期間に亘る返済はおすすめできません。
申込から契約まで
では次に、実際の契約までの流れについてみていきましょう。
おまとめローンの申込は、プロミスの自動契約機や店舗で行います。
インターネットからの申込はできません。
申込用紙に個人情報や借入希望額など所定の申込事項を記入し、運転免許証や住民票などの個人証明書類と、源泉徴収票や所得証明書などの収入証明書類を提出して申込を行います。
その後、ほどなくしてその場で審査回答が得られます。
審査に通過すれば、そのまま契約手続きを行います。
ひとまず利用者側が必要な行動はここまでとなり、このあとの融資は元の借入先への返済という形でプロミスが行いますので、利用者がなんらかのお金を得ることはありません。
そのあとは約束どおりに返済を進めていくことになります。
必ず事前にチェック!フリーのカードローンとどこが違うのか
では、フリーのカードローンとの違いについて確認していきましょう。
まずはインターネットでの手続きが行えない点が大きな違いでしょう。
ローンはネットで手続きができることが今では当たり前ですから、若干不便に感じるところかもしれません。
そしてフリーのローンでは、基本的に借入限度額まで追加融資が可能ですし、借入限度額の増額も追加審査は必要ですが可能な場合もあります。
ですが、おまとめローンはあくまで複数の借入を一本化させる目的に限定されていますので、このように新たに融資を受けることはできません。
そもそも新規融資ができるローンとなると、総量規制の例外規定に違反してしまいますのでありえない話なのです。
そのため、新たに借入を行いたい時には新規で別のローンに申し込まなければいけないことになるわけですが…、おまとめローン返済中にまた借入を増やしては元の木阿弥になりかねません。
なるべく借入を増やすことは避けたいところですが、どうしても必要な場合は、必要最小限の額を借りるようにするべきでしょう。
プロミスのおまとめローンのメリットとデメリットを最後にしっかり確認!
では最後に、プロミスのおまとめローンのメリットとデメリットを改めて確認していきましょう。
プロミスおまとめローンのメリット
まずは、借入を一本化することで返済を効率化させて収支管理がしやすくなるといった、おまとめローンの性格に見合ったメリットを享受できます。
借り入れているローンの金利によっては、返済総額を減らせる可能性もあります。
借入先への返済に関しては、プロミスが代わりに行いますから手間が掛かりません。
プロミスおまとめローンのデメリット
借入金額の上限が300万円までなので、これ以上の金額になる場合には一本化は不可能です。
また、借り入れているローンの金利がプロミスの設定金利を下回る場合にも一本化はできず、そのローンを除いてまとめる形になります。
おまとめ専用のため、追加融資や増枠もできません。
ネットでの取引ができないので、プロミスの自動契約機や店舗を訪れる必要がある点もデメリットの一つです。
アイフルのおまとめローンと違って、リボ払いに対応していない点には注意しましょう。
(※新型コロナの影響でアイフルは審査に時間が掛かります。申し込んでもすぐに対応してもらえない可能性があるので気を付けてください)
そして最後に、プロミスにかぎった話ではありませんが、おまとめローンへの切り替えを考える場合に心がけておきたいこととして、「借り換えた場合のシミュレーションを必ず行うこと」を取り上げておきます。
必要な理由は、単純に低い金利で契約できても、月々の返済金額の設定によっては、完済したときの返済総額がまとめる以前よりも増えているケースもありえるためです。
簡単にいうと、返済する回数を増やせば増やすほど、月々の負担は軽くなるものの返済総額が増える可能性が高くなっていきます。
返済期間が長くなる=(イコール)利息を支払う期間も長くなるということに他なりません。
その利息が積み重なり、返済総額を増加させていくのです。
ただ、かといって月々の返済金額を高くしすぎると、生活そのものが厳しくなる危険が生じます。
その間を取った金額を設定することが望まれるわけですが、どのくらいの金額がベストなのかは自分自身で判断するしかありません。
自身の収入と支出をきちんと把握して、お金を借りる際はなるべく無駄な出費が少なくなるよう、かつ短期間での返済を目指せるようなベストな計画を立てるように心がけましょう。
そうすることで、おまとめローンの恩恵を最大限享受できるようになるのです。
今よりも低金利で借り入れプロミスのおまとめローン
おまとめで毎月の返済日が1回になるから、返済日・返済金額も管理が容易に!
貸金業者からの複数ローンを借り入れ中の方、総量規制における年収1/3を超える借り入れがある方に利用をおすすめします。
人気指数 | |
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申し込み資格 | 年齢20歳以上、65歳以下の安定した収入のある方 |
限度額 | 300万円まで |
金利 | 年6.3%~17.8% |
返済方式 | 元利定額返済方式 |
返済期日 | 5日、15日、25日、末日から選択 |