「複数の貸金業者からの借金をしてしまい、毎月の返済が苦しい…」
そんな悩みを解決する糸口となるのがおまとめローンです。
おまとめローンで複数の債務を一本化することで、支払負担が軽減され、完済に向けて計画的に返済をすることができます。
おまとめローンで借金をなんとかしたいという需要は高く、様々な貸金業者でこうしたローンが取り扱われています。
目次
アイフルの2つのおまとめローン「おまとめMAX」と「かりかえMAX」とは?
アイフルには「おまとめMAX」と「かりかえMAX」という2種類のおまとめローンがあります。
アイフルのおまとめローンの特徴として、大手消費者金融プロミス、アコムの他社が扱うおまとめローンと違うのがクレジットカードのショッピングリボもおまとめの対象として選択できるということです。
それでは、この他にも2つのローンについて、どのような特徴や違いがあるのかを順に確認していきましょう。
アイフルのおまとめローン利用条件
どちらの商品にも共通しているのが、「満20歳以上であること」「定期的な収入と返済能力があること」 という2つの条件です。
通常のお金を借りる基本と一緒でこの2つさえ満たしていれば申し込みをすることができます。
「定期的な収入」とありますが、正社員に限らずパート、アルバイトであっても利用可能です。
どちらも借入可能額は1~800万円、返済期間及び回数は最長10年(120回)という点は共通しており金利も、両者ともに金利3.0%~17.5%です。
内容的にはほぼ同じですが、どちらの商品に申し込むのかを決定付けるポイントとなるのがアイフルの利用有無です。
アイフルの利用が初めてか、現在もしくは過去にアイフルの利用経験があるかによって申込みができる商品が異なります。
初めての方はかりかえMAX、アイフルの利用経験がある方はおまとめMAXを申し込むことになります。
アイフルのおまとめローンの申込みから審査、融資までの流れ
申し込みから審査の流れにも大きな違いはありません。
申し込み前に審査から借り入れまでの流れを把握して準備できるものはしておきましょう。
申込み
申込みはネットや電話から行うことができ、案内に従って氏名や住所、年収、職業、他社借入額・件数などを申告していきます。
おまとめローンだからといって特段難しい項目はありませんので、今まで他のローンの利用経験がある方であればスムーズに申込みを終えることができるでしょう。
申込み完了後、暫くするとアイフルからの確認電話がかかってきます。
この電話で申込み内容の確認や他社の借入内容についてのヒアリングが行われます。
また、この時に提出書類や最寄りの店舗の案内があるので、よく確認しておきましょう。
本審査
次はいよいよ本審査です。
通常のカードローンなどの審査と同様、おまとめローンでも在籍確認があります。
また、ネットからのアップロードなどを利用して、必要書類の提出も行いましょう。
アイフルのおまとめローンでは以下のような書類が必要です。
- 本人確認書類
- 収入証明書類 最新発行分コピー1部
- 他社借入条件等の確認ができる書類
原則、運転免許証。免許証がない場合はパスポートや住民基本台帳カードなどの顔写真付きの公的な本人確認書類が必要です。
源泉徴収票、確定申告書など ※給与明細の場合は直近2ヶ月分
借換残高などの諸条件を確認するため、他社借入時の契約書や利用代金明細書等を用意しましょう。
借入している全ての会社分を揃えなければなりませんが、おまとめMAXの場合は、アイフルの借入分に関しては自社で確認できるので用意する必要はありません。
契約、融資
本審査に無事に通過した後は契約です。
契約方法にはアイフルの店舗窓口での来店契約と郵送契約の2通りの方法があります。
郵送の場合は、最初に契約関連書類などが自宅に送られてくるので、それらを記入、返送してからの融資となります。
カードが発行された後、融資されたお金を利用して既存の借入先へ返済を自分で行います。
しかし、おまとめローンの契約内容によっては通常のキャッシングとは異なっており、アイフルが契約者名義で直接他社へ振り込みをして借入を完済することによって、借入先が移管するといった形になることもあります。
その場合には、融資日当日に手続きは必要ありませんが、アイフルに振込金額などを伝えておかなければならないので事前に各業者へ連絡して完済したい日付を伝え、返済総額を算出してもらう必要があります。
返済方法
おまとめローンの返済方法は口座振替のみに限定されます。
通常のカードローンではATMで返済できる商品がほとんどですので、そちらの方法でなじみがある人には口座の残高管理が必要なので面倒に感じるかもしれません。
しかし、返済期日までのあいだに口座にお金さえ用意しておけば、毎月ATMへ行く手間をとられないという面ではメリットもあります。
返済は基本的には毎月固定された金額を一度ずつ返済していく形になりますが、あらゆるローンと同じく、短期に完済したほうが支払う利息も少なく済み、出費を減らせる効果が高くなります。
生活の無理にない範囲で繰上げ返済を行えるだけ行うように心がけて、早めに完済するように心がけておくのも利用する上で留意したいポイントのひとつです。
申込み前に確認しておこう!利用時にはここに注意!
アイフルをはじめ、大手消費者金融の特徴の一つが即日融資です。
アイフルのおまとめローンでも即日融資は可能ですが、契約方法の選択には注意が必要です。
申し込み当日に融資を受けたいのであれば必ず来店契約を選びましょう。
郵送契約は書類のやりとりに時間がかかってしまうので、早期の融資を希望している方にはおすすめできません。
インターネット申込みは来店なしで手軽に申込みできるのが魅力ですが、最短の融資を希望するのであれば契約時には店頭へ足を運ばなければならないということは頭に入れておきましょう。
また、アイフルのおまとめローンは返済専用となっています。
ローンカードは発行されますが、追加借入はできず、返済にしか使用できないので注意して下さい。
ただし、コツコツと返済を続けておまとめローンの残債が減り、そろそろ借入がしたいという時はキャッシングの審査を受けて新たに借入限度額を設けることもできます。
審査に通過すればそのローンカードで借入もできるようになりますが、切り替えをすると適用される金利が上がってしまう可能性がありますので気をつけましょう。
おまとめローンは借金を減らすことが目的なので低金利で利用できますが、一般のローンに戻すと金利が上がりますので、よく考えてから切り替えの申し込みをして下さい。
一度切り替えてしまうと元に戻すことはできませんので、申込み前にしっかりと確認しましょう。
アイフルのおまとめローンの長所と短所を見極めよう!
それでは最後に、アイフルのおまとめローンの特色についてまとめてみましょう。
- 即日融資が可能
- クレジットカードのリボ払い枠もおまとめできる
- 年齢の上限が設けられていないので、安定収入があるなど所定の条件を満たしていれば高齢でも契約が可能
- 一本化させることで、返済利息の軽減が期待でき、返済総額を減らせる可能性がある
- 返済方法が口座振替に限定される
- 即日契約が可能なのは実店舗のみ
- 利用者自身で元の借入先に返済しなくてはいけない(おまとめローンの販売元が代わりに返済してくれるところもある)
- 上限金利が17.5%のため、借り入れている商品の金利がこれよりもかなり低い場合には利息軽減のメリットは期待できない
そしてアイフルに限らず、おまとめローン全般の特徴として、「融資はあくまで借入の返済目的のみに限定され、追加・新規融資はできない」ことはまず理解しておきましょう。
また、まとめることができるのは金融業者からの債務のみになり、ショッピングローンなどは適用外です。
こういったことも勘違いのないように覚えておきたいところです。
アイフルのおまとめローンで返済負担を軽減!計画的な返済を!
アイフルには「おまとめMAX」と「かりかえMAX」という2つのおまとめローンがあります。
アイフルの利用の有無で申込みができる商品は異なり、他社にはないクレジットカードのショッピングリボも対象になるので、クレジットカードの債務整理をしたい方にもおすすめです。
どちらも返済専用のローンなので確実に元金を減らすことができ、毎月の各社の返済日を自転車操業状態で何とか乗り切っている人にとっては大きな助けとなるでしょう。
今の状況から抜け出して本気で完済をしたいという方には是非おすすめしたいローンです。
アイフルのおまとめローンはネット申込み後に必ずおまとめ希望を伝えること!
まずアイフルには使用歴に合わせて2種類のおまとめローンが利用可能です。
その1つは「おまとめMAX」と呼ばれるもので、アイフル利用歴がある方のみ利用可能なおまとめローンです。
一方で新規の方が利用出来るおまとめローンは、「かりかえMAX」と呼ばれています。
また他社のおまとめローンと比較したさいに、大きく違うのがショッピングのリボ払いも対象になります。
消費者金融や信販会社からの借入れ、そしてクレジットカードのキャッシング、ショッピングリボも適応範囲となるので、クレジットカードのリボ払いで苦しんでいる方にもおすすめです。
人気指数 | |
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申し込み資格 | 満20歳以上の定期的な収入と返済能力があり、審査通過基準を満たす方 |
限度額 | 1万円~800万円まで |
金利 | 年3.0%~17.5% |
返済方式 | 元利定額返済方式 |
返済期日 | 毎月払い |
アイフル以外の消費者金融でもおまとめローンの取扱いがあります
おまとめで毎月の返済日が1回になるから、返済日・返済金額も管理が容易に!
貸金業者からの複数ローンを借り入れ中の方、総量規制における年収1/3を超える借り入れがある方に利用をおすすめします。
人気指数 | |
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申し込み資格 | 年齢20歳以上、65歳以下の安定した収入のある方 |
限度額 | 300万円まで |
金利 | 年6.3%~17.8% |
返済方式 | 元利定額返済方式 |
返済期日 | 5日、15日、25日、末日から選択 |
金利は年7.7%~18%とプロミスと比較すると最低金利が少し高いです。アコムのおまとめローンは20歳以上と記載されており、上限年齢が設定されていませんが、他のおまとめローンと同様に65歳前後までと判断していいでしょう。
人気指数 | |
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申し込み資格 | 20歳以上の安定した収入と返済能力があり、審査基準を満たす方 |
限度額 | 1万円~300万円まで |
金利 | 年7.7%~18.0% |
返済方式 | 元利均等返済方式 |
返済期日 | 毎月払い |