複数の金融業者からのお金を借りている場合におまとめローンで一本化させようと考えたときに、比較検討するための条件として一番に考えることが多いのはやはり、金利の数字でしょう。
実際、商品広告では大きく金利をアピールしているものがほとんどです。
その金利を見ると、こんなに安く借り換えることができるのかと思ってしまうことでしょう。
けれど、それをそのまま受け取って、すんなりと借り換えてはいけません。
というのも、金利はたいてい借入限度額にあわせて変動するもの、というのがローン界では常識であるからです。
多く借りれば借りるほど金利は低く、少なければ逆に金利は高くなります。
広告で大きく謳っている金利は、借入限度額に近い金額まで借りた場合の数値であることが多いです。
そのため、実際に借りてみたらそれほど安い金利では借りられず、契約してみたら利息を含めるとかえって返済総額があがっていたということもあります。
ですから、おまとめローンを選ぶときには、自分のまとめたい金額に対して金利がどの程度になるのかを正確に知っておかなければいけないのです。
おまとめローンを考えているということは、複数の返済を抱えていることに辛さを感じているということなのでしょう。
選び方によってはその辛さを解消できない借換を行うことになってしまいかねませんので、じっくりと考えることはとても重要です。
目次
なかなか返済が終わらない…その理由は「返済方式」にあった!
そして効率的に返済を進めるためにおまとめローンへ借り換えしたのに、なかなか借金残額が減らない…という感覚を抱く場合があるようです。
こう感じる原因は返済方式にあります。
カードローンの返済方式には、残高スライドリボルビング方式を用いているところが多くあります。
この方式は、毎月支払う返済金額が借入残高に応じて変化=スライドしていくという仕組みのものです。
つまり返済残高が多い時期は返済金額も多く、減っていけば支払うお金も減っていく・・・という一見すれば理に適ったようなシステムではあります。
しかし、返済額に利息が組み込まれているため借入元金が減りにくいという側面を持つものです。
ただ借入残高が減ると支払利息も減り、その分借入元金の返済の割合が増えていくという特長があるということでもあります。
そのためこの返済方式の場合には、なるべく短期返済を目指すスタンスで計画をたてていくのが、スムーズで損の少ない完済を目指すために必要です。
この点を理解しきれていないと、月々の返済額を低く抑えた代わりに長々と返済していくことになってしまい、利息を長期間にわたって支払いつづける羽目になります。
そうなると、結果的に借金がなかなか減らない状態になってしまうというわけです。
おまとめローンへ借り換えるときは、この点にも気を配って返済計画を立てるようにしましょう。
銀行のおまとめローンがおすすめしにくいその理由とは?
おまとめローンは銀行でも販売されていますが、利用を検討するときには充分に考慮が必要です。
銀行は先般、金融庁よりカードローン事業の販売について是正するように通達が入りました。
カードローンの販売実績をあげるために返済能力を充分に考慮せずに契約を行い、利用者が返済できずに困窮するという事態が多く発生して問題となってきたためです。
銀行によってはローンの販売であげた実績に営業利益を頼っているようなところもあり、本来の銀行事業に立ち返るようにお咎めが入ったともいえるでしょう。
そうなるとさすがに銀行も姿勢を改めざるを得ませんから、ローンの販売において厳しく審査を行うようになりました。
以前ほどテレビCMで銀行のローンの宣伝を見なくなったのもその影響のひとつです。
そして特におまとめローンの場合には借入金額が高額になりがちなため、より利用条件のハードルは自然と高くなります。
そのため、なかなか審査に通りにくくなっているのが実情です。
けして銀行のおまとめローンそのものが悪いというわけではありませんが、利用できる条件をクリアするのがハードになったことを踏まえて考える必要があります。
また、審査に落ちてしまった場合、その履歴が個人情報信用機関に載せられますので、つづけてローンの申込を行っても審査に通ることが難しくなるという影響もあります。
そのため銀行のおまとめローンはよほどしっかりと条件を満たしていない限り、おすすめしにくくなっているのです。
効率的な完済を望むなら選びたい・消費者金融のおまとめローン
こういった時勢の変化もあり、お薦めなのが消費者金融のおまとめローンです。
もちろん審査は通常のローン同様にしっかりと行われますし、誰にでも無条件に貸してくれるわけではありません。
また、金利も銀行に比べると若干高めの設定にはなっています。
ただ、消費者金融のおまとめローンでは、返済金額と返済期間を固定しての契約が行われるため、明確に借入残高が減っていくことを実感でき、スムーズに返済計画をやり直していける可能性が高くなります。
返済期間は業者により異なりますが、おおむね10年前後を限度としているところが多いようです。
この期間内で完済できるよう計画を立てていくことになります。
注意しておきたい点としては、おまとめローンの場合は、おおよそどこの金融業者でも一般のカードローンとは利用までの流れが違っている、というところです。
ネット完結の手続きはできませんし、無人契約機や店舗へ出向いての手続きが一般的です。
郵送でも受け付けているところはありますが、日数は掛かってしまうようです。
このように、おまとめローンは一般のものに比べて多少手間が掛かるようになっていますので、事前にこのあたりの流れを把握しておき、必要になる各種証明書類の用意もあらかじめ行っておくようにしていたほうが良いでしょう。
マニプラではおまとめローンを扱っているその他の消費者金融についても紹介しています
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