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ろうきんやJAは組合系なので組合員になれば審査の敷居が低くなる
こんなウワサがまことしやかに囁かれているようですが、ハッキリ言って都市伝説!
例えばろうきんは所属する会社の労組からの紹介がなければ平気で冷徹な判断を下してきます。
JAに至ってはTPPの影響で農林中央金庫との関係を薄め、三菱UFJ銀行との結びつきを強くしているという政治的な裏話もあり、会員になるから審査が甘く…など全く関係ないのです。
実際すでに農協の会員の過半数は非農家と言われていますし、「農協銀行」への組織替えタイミングを虎視眈々と狙っているのだとか。
時代は完全にネット銀行の時代!
審査を気にするなら新興系ネット銀行を狙いましょう。顧客獲得に積極的ですから、その先はもう言わずもがな。
白眉は金利です!
ろうきんもJAも変動金利が0.7%台ですが、ネット銀行なら0.2%ほど低く借りられちゃうからオドロキです。
ろうきん、JAバンクの金利をネット銀行と比較してみた
銀行名 | 金利 | 保証料 | 一部繰上返済手数料 | 金利優遇条件 |
---|---|---|---|---|
イオン銀行 | 1位0.520% | 無料 | 無料(50万円~) | なし |
楽天銀行 | 0.507% | 無料 | 無料(100万円~) | 給与振込口座指定 |
住信SBIネット銀行 | 0.428% | 無料 | 無料(1円~) | なし |
新生銀行 | 0.650% | 無料 | 無料(1円~) | なし |
中央ろうきん | 0.775% | あり | 無料 | 会員、給与振込口座指定 |
JA東京中央 | 0.775% | あり | 5,400円 | 給与振込口座指定 |
メガバンクM | 0.775% | あり | 4,320円~21,600円 | 給与振込口座指定 |
※変動金利のみで比較
保証料や繰り上げ返済手数料問題
住宅ローン選びで大切なことは見た目の金利だけではありません。
最初にかかる手数料や保証料、ボーナスなどで余剰資金ができたときに積極的に行いたい繰り上げ返済の手数料を必ずチェックしておきましょう。
ネット銀行は保証料も繰り上げ返済手数料も完全無料のところが多いのでこの点からもおすすめです。
イチ押しのイオン銀行はまず金利の低さが尋常じゃないことで有名です。
変動金利もずっと低い水準でしたが2014年6月から更に下がり、2021年10月の金利は0.520%!
特におすすめのイオン銀行は、住宅ローンを契約した場合イオンでの買い物が毎日5%オフになるという強烈な主婦の味方特典が付いてきます。
固定金利もネット銀行の有利は揺るがない
一般的に期間選択型の固定金利といえば3、5、10年が用意されていますが、こちらもネット銀行に敵う金利にはなかなかお目にかかれません。
更に労金の場合、固定金利が期間選択型ではなく一律1.9%程度になりますので、これなら明らかにフラット35に申し込むほうがお得です。
ネット銀行の登場により低金利下げ止まり傾向の強い住宅ローンが更に買い手市場になっています。
住宅ローンといえば労金やJAが一番借りやすい、給与振込みのあるメインバンクで組むことしか考えていないなんて人がまだまだ多いと思いますが、ネット銀行は本当にユニークでお得な商品展開をしています。
必ずチェックして選択肢に加えておきましょう!
(2021年10月適用金利)
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