マインバーカードを持っていますか?
作ろう、作ろうと思ってはいたものの、手続きが面倒で後回しにしていた人も多いのではないでしょうか。
実は、私も証明写真を撮るのが面倒で、マイナンバーカードを作っていませんでした。
ただ、特別定額給付金などコロナウイルス感染症に関する給付金の申請をするときに、マインバーカードがあればオンラインで申請できるということもあって、この機会に作ろうと考えた人もいますよね。
反対に「給付金はもう郵送で申請したし、作らなくても良いかな?」と考えている人もいると思いますが、そんな人に知ってほしいのが今回紹介するマイナポイントです。
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目次
マイナポイントとは?
マイナポイントとは、マイナンバーカードとキャッシュレス決済を普及させるためのポイント事業で、マイナンバーカードを持っている人は、マイナポイントへの申し込みをすることで最大25%(上限5,000円相当)がポイント還元されます。
以下がマイナポイントの公式動画です。
「マイナンバーカードでポイント」と聞くと「個人情報は大丈夫かな?」と不安に思うかもしれませんが、買い物をするときにカードを提示することはないので安心してください。(個人番号が民間企業に渡るわけではありません。)
また、マイナポイントは事前にいくつかの手続きをしていないと貰えません。
マイナンバーカードをただ持っているだけではポイントを貰えないので、手続きを忘れないようにしましょう。
マイナポイントの事業期間は2020年9月から2021年3月までですが、マイナポイントの申し込みは2020年の7月から開始予定となっています。
マイナポイントを貰うには?予約・申込方法
マイナポイントを貰うためには、次の3つの手続きが必要になります。
- マイナンバーカードを取得する
- マイナポイントを予約する
- マイナポイントの申し込み(7月から受付開始)
現時点(2020年5月末)で進められるのは、②「マイナポイントを予約する」という手続きまでです。
マイナンバーカードを持っていない場合には、申請から発行までの時間もかかるので、できるだけ早めに手続きをしましょう。
①マイナンバーカードを取得する
すでにマイナンバーカードを持っている人はこの工程を飛ばして、次のステップへ進んでください。
未取得の方は、最初にマイナンバーカードを発行する手続きをしましょう。
マイナンバーカードの申請は、パソコン、スマホ、郵送、一部の証明写真機、自治体の窓口などで行えます。
特別定額給付金はオンライン申請が郵送に先立って受付開始となったということもあり、そのときは市区町村役場の窓口が非常に混み合ってしまうケースもありました。
コロナウイルス感染症の拡大を防止するという意味でも、できるだけインターネットでの手続きを利用しましょう。
そして、来庁が必要な場合は、人の少ない時間帯に行く、滞在時間を短くするなど工夫してください。
②マイナポイントを予約する
マイナンバーカードが交付されたら、マイナポイントの予約を行います。
この工程は、スマホ、またはパソコンから行うので、それぞれのケースで手順を説明していきます。(申込状況によっては、予約が締め切られる場合もあります。)
スマホの場合
- 「マイナポイント」アプリをインストールする
- アプリで「マイナポイントの予約」をクリック
- マイナンバーカードをスマホで読み取る
- 暗証番号を入力する
- マイナポイントの予約完了
スマホの場合、まずは「マイナポイント」アプリをインストールします。
Androidは「マイナポイント」アプリ「JPKI利用者ソフト」をGooglePlayから、iPhoneは「マイナポイント」アプリをApp Storeからダウンロードしてください。
それぞれのOSごとに対応機種(公的個人認証サービス対応スマホ)があるので、確認しておきましょう。
アプリを起動したら、「マイナポイントの予約(マイキーIDの発行)」をクリックして、マイナンバーカードをスマホで読み取ります。
その後、マイナンバーカード発行時に設定した4桁の暗証番号を入力して、マイナポイントの予約作業が完了です。
パソコンの場合
- 「マイキーID作成・登録準備ソフト」をインストールする
- マイナポイント特設サイトへアクセスする
- 「マイナポイントの予約(マイキーID発行)」をクリックする
- マイナンバーカードをICカードリーダライタで読み取る
- 暗証番号を入力する
- マイナポイントの予約完了
パソコンの場合には、ICカードリーダライタ、および「マイキーID作成・登録準備ソフト」のインストールが必要になります。
ICカードリーダライタについても、マイナンバーカードの読み取りに対応しているものと、対応していないものがあるので注意してください。
ソフトの動作環境や対応機種などの詳細は、マイナポイントの特設サイトから確認しましょう。
特設サイトへアクセスしたら「マイナポイントの予約(マイキーID発行)」をクリックし、カードの読み取り、暗証番号の入力をして予約完了です。
現状、パソコンからの手続きは、WindowsとInternet Explorerが動作環境になっています。
Macなどの別のOSや、Google Chrome、Safariといったブラウザを利用している方は要注意です。
③マイナポイントの申し込み(7月から受付開始予定)
2020年7月以降に③「マイナポイントの申し込み」の受け付けが開始される予定です。
受け付けが開始されたら、申し込みページでマイナポイントに参加しているキャッシュレス決済サービスから好きなものを選びましょう。
マイナポイントの申し込みは2021年3月末までの予定となっています。
選択したキャッシュレス決済がポイント付与の対象になるのは、2020年9月からですが余裕を持って申し込みをするようにしてください。
マイナポイントで付与されるポイントについて
記事の冒頭でも説明しましたが、マイナポイントは最大で5,000円相当のポイントが付与されます。
上限額2万円に対して5,000円相当のポイント付与なので、ポイント還元率は25%ということです。
対象となる期間は2020年9月から2021年3月までで、その期間中の「前払い」、もしくは「物品の購入」に25%のポイントが付与されます。
「物品の購入」は街中やインターネットショッピングでの利用を指し、「前払い」は電子マネーなどへの入金を指します。
ただし、前払いに関しては、具体的なルールが決定していないようです。
Q.前払いのやり方について、具体的にはどのようなやり方を想定しているのでしょうか。(スイカのようにカードを機械に入れ、そこに現金を入金するのか、それともウェブ上でカード払いなのか)
A.マイナポイントの詳細については現在検討中の状況です。決定次第マイナポイントサイトで公開する予定です。
マイナポイントの予約や申込受付が開始になる頃には、より具体的な情報が公開されると思うので、気になる人は随時チェックするようにしましょう。
また、勘違いしやすいですが、マイナポイントの申し込みをして登録したキャッシュレス決済をすると「マイナポイント」というポイントが貰えるわけではありません。
付与されるポイントは選択したキャッシュレス決済サービス事業者によって異なります。
例えば、交通系電子マネーのSuicaはJRE POINT、PayPayはPayPayボーナス、楽天カードは楽天ポイントのようにそれぞれのポイントが付与されるのです。
そのため、マイナポイントで貰ったポイントを使える場所、使用単位などはそのポイントごとに異なるので覚えておきましょう。
マイナポイントに参加予定の主なキャッシュレス決済事業者
マイナポイントには多くのキャッシュレス事業者が参加する予定です。
前述の通り、選択したキャッシュレス決済のポイントが付与されることになるので、普段使っているクレジットカード、電子マネー、スマホ決済などの対応状況を確認すると良いでしょう。
主なものだけですが、次のようなキャッシュレス決済がマイナポイントに対応予定となっています。(5月22日時点で登録されているキャッシュレス決済の一部です。)
- オリコカード
- エポスカード
- 三井住友カード
- au WALLET クレジットカード
- 楽天カード
- イオンカード
- FamiPay
- メルペイ
- au PAY
- ゆうちょPay
- d払い
- LINE Pay
- 楽天ペイ
- Suica
- ICOCA
- PASMO
- nanaco
- WAON
- 楽天Edy
まだまだマイナポイントの登録キャッシュレス決済はあるので、詳しくはマイナポイントの公式ホームページで確認してください。
公式ホームページへ行けば、最新のマイナポイント登録決済サービス、付与されるポイント名なども確認できます。
【まとめ】マイナポイントで最大5,000円相当が還元!予約者数には上限があるので早めの手続きを
マイナポイントの申し込みをして、選択したキャッシュレスサービスで買い物をすると最大5,000円相当のポイントが付与されます。
登録などの手続きは少し面倒かもしれませんが、いつもの買い物を指定した方法でするだけで25%ものポイント還元があるのは嬉しいですね。
今後、様々な手続きでマイナンバーカードがあると便利なケースが増えていくでしょう。
いつか作るのであれば、この機会にマイナンバーカードを作ってはどうでしょうか?
マイナポイントの申し込みは2021年3月末までですし、すでに始まっているマイナポイントの予約者数にも上限があるとのことです。
予算が決められているものなのでしょうがないですが、マイナポイントを貰いたいという人は早めに手続きを進めてください。
ただし、マイナンバーカードの申請、交付などの手続きで市区町村の役場が混雑するような状況はできるだけ避けるべきです。
マイナンバーカードの申請は郵送やインターネットから行えます。
受け取りの際には窓口へ行く必要がある場合も多いですが、できるだけ密な状態を作り出さないように配慮するようにしましょう。
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