フラット35は、340社の金融機関で取扱いがされていますが、各金融機関によって金利や融資手数料が異なります。
金利が低い場合は手数料が高めに設定されていて、金利の高い場合は手数料が低めに設定されているので、金利だけではなく手数料や諸費用なども含めた全体でを見て判断するようにしましょう。
※フラット35にかかる諸費用は手数料の他に、印紙税・抵当権設定費用・保証料・火災保険料・地震保険料・フラット35物件検査手数料などがかかります。諸費用は金融機関や契約内容によっても異なりますが、目安は物件価格の1割程度と言われています。
フラット35のメリット
フラット35は、民間の金融機関と住宅信用支援機構が提携してできた、借入れ期間最長35年の長期固定金利の住宅ローンで、金利の影響を全く受けないことが最大のメリットです。
審査通過した時に、返済額と返済期間が決まるので、人生設計を立てやすい安心感の高いローンです。
その他にも保証料(通常40~50万円程度)無料や繰上返済(10万円~)の手数料が無料の商品が多く、団体信用生命保険への加入が任意であることも特徴です。今まで既往症で保険加入が認められなかった人にとっては大きなメリットといえるでしょう。
フラット35のデメリット
100%の融資を受けることができないことがフラット35最大のデメリットです。
なので、住宅購入時には自己資金を用意する必要があります。80~90%まで融資可能な金融機関が最も多く、少なくとも購入物件の10%と諸経費分は用意が必要になります。
また、長期間のローンということで金利が高く設定されていて、もし今以上に金利が下がった場合にはトータルでみてかなり損をしてしまうことになります。
注意しておくポイント
フラット35は団体信用生命保険への加入が任意になっているので、自己負担で加入をしなかった場合には債務者が死亡した時、家族に債務を残すことになってしまいます。できるだけ任意でも保険に入るようにしましょう。
その他にも、建築基準が厳しく、物件検査を通過した物件のみに融資が行われることになっていたり、ローンの手続き期間が長くかかってしまうケースが多く、場合によってはつなぎ融資が必要になる場合もあります。ただし、フラット35は審査基準が他のローンに比べて緩めだと言われていますので、他社で審査に落ちてしまった方や既往症で団信保険に入れなかった方にはおすすめです。
今フラット35の借入を検討されれている方は、早めに審査の申込をしておくことをおすすめします。
※フラット35物件検査手数料の目安は、新築一戸建て住宅で2~3万円、中古一戸建て住宅で4~6万円程度です。
今後目覚ましく経済が発展するようことがあればフラット35は非常におすすめの商品なのですが、急激な経済回復や政策がない現状では、金利が上がり始めた時に検討する程度の認識でいいのかと思います。
フラット35の人気住宅ローン
- 21年以上(団信不加入) 固定 1.300%
- 融資事務手数料が業界最低水準の1.05%
- 保証料\0
- 繰上返済手数料\0
- 融資まで来店不要
- つなぎ融資可能
※フラット35取扱金融機関340社中最低金利
幅広いニーズに応えてくれる住宅ローンです。
- 15~35年固定 0.970%
※フラット35取扱金融機関340社中最低金利 - 9年連続【フラット35】の実行件数NO1
- 最大100%まで融資が可能
- 保証料0円・繰上返済手数料0円
- AIG火災保険料20%OFF