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オリコン顧客満足度ランキング3年連続NO1「ソニー銀行」
ソニー銀行の住宅ローンは、日本経済新聞やオリコンの銀行満足度ランキングで、常に上位を独占している人気の住宅ローン。
低金利、保証料無料・団信保険料無料など諸費用が安いことのほかに、使いやすい住宅ローンとしての評価が非常に高い商品です。
繰り上げ返済は1万円から無料で回数制限なしで、インターネットで簡単に手続きが可能です。
金利タイプもネットで簡単に変更ができ、来店不要ベースでライフプランを即時に反映することができます。
また、借り換えでの利用率も高く、住宅ローン利用者の約82%が借り換え利用ということから、ソニー銀行の住宅ローンの優位性がうかがえます。
ソニー銀行の住宅ローンのメリット
金利が低い
なんといっても魅力的なのは金利の低さです。
特に自己資金が10%以上あり、売買価格の90%未満の借り入れの場合にさらに金利優遇があるので、条件が優良な人には有利と言えます。
2018年9月現在で、最優遇金利は変動金利セレクト住宅ローンという商品で0.457%です。
ソニー銀行住宅ローンの金利については、ほぼ市場の住宅ローンの中でも最低金利といえるでしょう。
後述する通り、繰り上げ返済手数料も無料なので、頭金があり金利を最優先する人に評価が高いです。
固定金利から変動金利へ変更する手数料が無料
通常の多くの住宅ローンは、変動金利から固定金利に切り替える時に手数料がかかります。
変動金利から固定金利に切り替えると言うのは、市場の流れが変わり、金利の上昇があるときにリスクを減らすためです。
最初に変動金利を選んだ場合、変更を申し込まなければ、ずっとそのまま変動金利が続きます。
金利の上昇リスクは借りた人が備えるしかありません。
ソニー銀行の場合は、変動金利から固定金利に切り替える時に手数料がかからず、逆に固定金利から変動金利の変更では手数料がかかる仕組みです。
ソニー銀行では、毎月中旬ごろに翌月の金利が発表されるので、当初は変動金利で借りていても市場の流れを見つつ、固定金利を視野に入れることもできます。
繰り上げ返済手数料が無料
一部繰り上げ返済は、1万円からネットで手続きが可能です。
小額であっても早ければ、繰り上げ返済すると利息削減効果が高いので、一部繰り上げ返済のしやすさと言うのも住宅ローンの選ぶ中で大きなポイントになります。
一部繰り上げ返済手数料については、昨今では多くの銀行で手数料無料と言うところが多いです。ソニー銀行ももちろん無料なのですがさらに、全額繰り上げ返済(完済)も手数料が無料です。
一部繰り上げ返済手数料は無料でも、全額繰り上げ返済手数料がかかると言う銀行が多いので、ソニー銀行では繰り上げ返済がよりしやすいといえます。
ソニー銀行が給与振込口座でなくても良い
地方銀行にありがちですが、金利優遇の条件として給与振込の指定が必要なことがあります。
またネット銀行は、現在給与振込口座として使ってはいないが、住宅ローンのみで利用したいというニーズもあるでしょう。
ソニー銀行なら返済口座へ他行からの資金移動が自動でできて、手数料も無料です。
返済口座に残高がなければ、引き落としができず、延滞になってしまうので自動で資金移動ができるのは大きなメリットといえます。
ソニー銀行の住宅ローンのデメリット
審査は厳しめ
ソニー銀行は保証会社を利用しないタイプの住宅ローンなので、保証料はかかりません。
ソニー銀行側での審査となるため、保証会社を通した他行の住宅ローンよりも審査は厳しめです。
保証会社とは、債務者の連帯保証人になってくれる会社のことで、債務者の返済が滞ってしまったときに、銀行に対して債務を肩代わりして返済します。
債務者にとっては肩代わりしてもらった時は、保証会社に対してローンの返済をしなければなりませんので、ローンが消えるわけではなく、それほどメリットを感じない人もいます。
しかし、銀行にとってはリスクヘッジのために、保証会社の存在が大きいです。
なぜなら、返済能力が不十分な人に貸し出すことは、銀行とってはリスクがあります。
保証会社が最悪の時に返済をしてくれるとなれば、貸し倒れリスクを保証会社に背負ってもらえるため、銀行としては、住宅ローンの審査も優しめになるのです。
保証会社が付いている住宅ローンでは、ローンの審査の申込書の宛先に保証会社の名前が載っています。「審査は保証会社がする」と言われて、銀行が審査しないのだろうかと思ったことのある人もいるかもしれません。
これは保証会社が保証をしても良いと言う判断ができるかできないかということがイコール住宅ローンの貸し出しの可否になるからです。
もし審査が否決された時も、銀行に理由を聞いてもわからないと言われます。
保証会社が審査していますから、何となくの理由は想像がついても、はっきりとした理由付きで否決の回答がもらえるわけではないので、詳細は行員は知ることができないのです。
このように、保証会社を利用しないということは、銀行側で慎重な審査をすると言うことです。
時間がかかる
仮審査はネットからでき最短で60分で終わります。
ネット銀行=審査が早いというイメージですが実はこれは最初の仮審査までの話です。
ネット銀行の傾向として、最初の仮審査はネットでできるのでとてもスムーズなのですが、その後の本審査から契約、融資実行まですべてのスケジュールはメガバンクや地方銀行に比べると長めに必要になります。
ソニー銀行に関して言えば本審査の結果は申し込みから目安として、1週間以上かかります。
一般に住宅ローンは最初の審査が通れば、本審査についてはほぼ通りますので、対面で審査する銀行は、本審査も通る前提で住宅ローンの契約までスケジュールを立ててしまうこともあります。
ネット銀行では、自分で書類を作成し必要書類を郵送でやり取りします。
ネット銀行側での手続きの時間もある程度かかる上に、自分で書類の作成や必要書類の収集も早めに行わないとどんどん時間がかかってしまうのです。
時間がかかるデメリットとして、住宅の引き渡しに間に合うかという点が挙げられます。引き渡し時は建物の契約書に記載されます。
引き渡し時期は基本的には不動産会社と購入者が相談して決めますが、新築のマンションのときは、あらかじめ引き渡しの時期が決まっています。
新築マンションを建築途中に売買契約を結ぶと、一斉引き渡しと言われるタイミングが引き渡し期日にされます。
一斉引き渡しとは、建物完成前に住戸を販売して完成と同時に、内覧や鍵の引き渡しを行うことを言います。
建物の完成時期は、最も多いのが3月です。
もしソニー銀行で住宅ローンを検討したいのであれば、3月引き渡しの場合で12月までに審査を始めていないと間に合わない可能性が出てきます。
特にソニー銀行の場合、繁忙期は通常よりも時間がかかることがあり、2ヶ月は最低でも見ておく必要があります。
メガバンクや地銀であれば、最短で3週間以内、遅くとも1ヶ月以内で手続きが完了します。
不動産会社によっては、時間がかかりすぎて、しかも審査が通らない可能性もあるソニー銀行を嫌がることもあり、他の銀行を勧められることがあります。
ソニー銀行に向くのはこんな人
ソニー銀行では、頭金を十分に用意できていた方が金利優遇もあり、その他の恩恵も通常より多く受け取れます。
また、ネット銀行の審査に通る人は、メガバンクや地銀の審査も通る人です。
簡易的な審査であるネット銀行の仮審査は精度が低く、メガバンクや地銀の彼審査とは精度が異なります。
例えば、メガバンクの仮審査が通って、本審査で落ちることはほぼありませんが、ネット銀行では、本審査で落ちてしまうことは珍しくありせん。
年収や勤続年数、勤務先など不安な要素がある人は、ソニー銀行一本にせず、仮審査の結果で借りられると判断するのではなく、メガバンクや地銀での仮審査も受けることをお勧めします。
ソニー銀行が落ちてしまったときの保険になるだけでなく、ネット銀行よりも精度が高いため、結果によってはソニー銀行で本審査も通るかどうかの判断材料にもできます。
ソニー銀行住宅ローンの商品概要
実質金利
変動金利 | 固定金利 | ||
3年固定 | 10年固定 | 20年超固定 | |
0.539% | 0.746% | 1.176% | 2.094% |
諸費用
事務手数料 | 保証料 | 団体信用保険料 | 疾病保障 |
融資額の2.1% | 無料 | 無料 | – |
借入
借入期間 | 1年以上35年以内 / 完済:満80歳未満 |
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借入可能金額 | 500万円以上 / 1億円以下(10万円単位) |
新規借入条件 |
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繰上返済
手数料 | 無料 |
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返済額 | 1万円以上 |
ポイント |
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